1年 キャリア教育講演会 館長さんの生き方に学ぶ
昨日、6校時、1学年では、キャリア教育の講演会として小布施町立図書館「まちとしょテラソ」の館長の志賀さんをお呼びし、お話をお聞きしました。
生まれた場所や環境によって生活が大きく異なる現実への疑問、子どもが「えらいね」と言われることへの違和感、大人の都合で子どもが広告塔にされることへの反発など、子どもの頃に感じられた鋭い視点が語られました。「頭で考えるより、身体が感じたことを大切に」、「世界は変えられる」と、中学生時代に社会へ飛び出し、「本気なら人は話を聞いてくれる」と体験したことが、今の挑戦につながっていると話されました。図書館長となった今も、祭りの開催、商品開発、ヤギの飼育など、枠にとらわれない活動を展開。「競争より支え合い」「居場所の大切さ」「何をするにも生活できる力が必要」といった言葉が印象的でした。コロナ禍で頑張っていた人々が倒れていく現実にも触れ、世代ごとに「今しかできないこと」があると語られました。
主体的な行動を信じて動くことの力強さを感じました。話だけでなく、活動や頭を使う問題を取り入れるなど、学びの多い充実した時間となりました。
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